孫の日の由来、怒らないように

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孫の日の由来、怒らないように　[生活] [編集]

孫の日はどこからきたの、というのがあります。

由来は簡単で、平成11年に、年寄マネーをあてにして、孫に何か買ってやろうと百貨店協会がはじめたんですね。
需要の喚起キャンペーンです。
平成元年に消費税が導入され、無駄なもんは買わないというトレンドが吹いていたので、財布の緩い世代に目をつけたのです。

これは最初の頃はそうでもなくても、段々当たります。
なぜかというと、平成11年に60以上の人は昭和14年以前の人です。
平成20年には昭和23年以前の人になります。

この後は何が起きるか。団塊の世代が続々とくるのです。
60超しても年寄なんてとんでもない、ぎらぎらした元気ある世代です。年金をくいつぶす世代です。
この、懐があったかくて元気いっぱいの人口を見逃すようではこまったもんです。

老人の日、といって若いもんが年寄に何かを贈るのではなく、孫の日のほうがもらうほうが実態に合っています。

こんな日はないほうがいい、なんだと思っているんだと激昂している人もいますけど、買い手があって市場があるわけです。

とはいえ、もう百貨店業界自体が昔のような殿様商売ではなくなっていて、いくつも他人の傘下にはいったりしていますから、企画自体は遅かったり由良之介です。

ときに、毎日毎日何かの日、というのになっていて大笑いです。
そもそもハロウィーンというのも、自分の子供時代なんてなかった。
あれはマンガでかぼちゃ大王だとかそういうキャラクタが出たあとのことで、ゴーストバスターズなんていう映画でマシュマロがあばれていたころに日本には習慣てきにはなかったのではないかな。

節分の恵方巻という、太巻きをある方向に向かってかぶりつくというのも業界団体のたくみごとだったですね。

バレンタインデーも、戦後チョコレートメーカーがやらかしたんだったと思います。